2011年03月04日

ホステス控え室2

海辺の近くにある会員制のクラブでピアノの生演奏を

仕事としているB子は気が強く、そして涙もろい…

つまりは単純を絵に描いたような女性である。

  

そんなB子もこの仕事を始めてから単純さは変わらないが

少しは大人になってきたような。

 

 

そのB子を大事にしてくれているホステスのY子さんに呼ばれて、

その日初めてホステス部屋に入ったB子は今まで見たこともない

その華やかな場所でY子さんを待っているところである………。

 

 

 

 

「ホステス控え室~2~」

 

 

 

 

一週間前にY子さんからゆっくりお話がしたいと誘われ、

そして今日、演奏時間のなんと3時間前の5時にB子は

この部屋に来ているというわけである。

 

 

Y子さんはこの時間にはもう出勤しています。

そしてホールの点検とスタッフ達に今日の仕事の指示を

おくっているところです。

 

ふと腕時計に目をやったY子さんは最後の指示を送り、

と同時に足早にホステス控え室へと向かったのです。

 

 

「お待たせしてごめんなさいネ」

とY子さんがそのドアを開けると同時にB子に声をかけた。

 

 

B子は一瞬頬を赤らめ、まるで憧れのスターでも

見つめるかのような目でY子さんに微笑んだ。

trackbacks

trackbackURL:

comments

comment form

(ドルチェ Blog にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

comment form